CANDY*BOX〜天使と悪魔とそれから私〜
「やっぱプリン?」
「気付いておられましたの?」
雨は少し驚いた様子で聞き返した。
「うん…なんだかプリン食べた瞬間お腹が痛くなって…。で,どうしてプリンなの?」
そう尋ねる私に,雨は少し俯き加減にこう答えた。
「さっき申しましたように,フグの時点で雫さんの罪は打ち消し合い,死ぬ事が決まったものの魂の行方は不確定になってしまったのです。」
緊張気味に雨は答えた。
水の方を向くと,水は景色を眺めて目も合わせようとしない。
「我らの様な魂の回収員は,回収した魂の価値で給料が決まりますの。
そして申しましたようなご事情の為,雫さんの魂は地獄及び天国から高額の価値が付けられまして…
採取すればおよそ通常の50倍の金額が得られるとの達しが上層部から下されましたわ。」
「気付いておられましたの?」
雨は少し驚いた様子で聞き返した。
「うん…なんだかプリン食べた瞬間お腹が痛くなって…。で,どうしてプリンなの?」
そう尋ねる私に,雨は少し俯き加減にこう答えた。
「さっき申しましたように,フグの時点で雫さんの罪は打ち消し合い,死ぬ事が決まったものの魂の行方は不確定になってしまったのです。」
緊張気味に雨は答えた。
水の方を向くと,水は景色を眺めて目も合わせようとしない。
「我らの様な魂の回収員は,回収した魂の価値で給料が決まりますの。
そして申しましたようなご事情の為,雫さんの魂は地獄及び天国から高額の価値が付けられまして…
採取すればおよそ通常の50倍の金額が得られるとの達しが上層部から下されましたわ。」