CANDY*BOX〜天使と悪魔とそれから私〜
そっと目を開ける。


(「…?体が…浮いてる?…そっか,私死んだんだ…。」)



私は透き通った自らの体を凝視した。
まるでついさっき迄の私。
この儘食べ残したプリンだって食べれそう。



(「それより…死んだのにお迎え来ないなぁ…?死神って忙しいの?」)


なんて,呑気に構えていた。








そんな私の元には,02つの陰が近づいていたんだ。






私の没後の人生を狂わせる-----
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