CANDY*BOX〜天使と悪魔とそれから私〜
「「!!??」」









私の気配すら気づかないほどに,2人は真剣だったのだろうか。


私の謝罪を聞いて,驚いたように目を開いた。




そしてこちらを見る。




「雫…」
「雫さん…」




水と雨が同時にこちらを見つめた。
その視線が私を捉える。





すぅ,と深呼吸し,自らの鼓動を落ち着かせて言った。
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