CANDY*BOX〜天使と悪魔とそれから私〜
「チッ…悪魔か!」


水は舌打ちをして彼女を見つめる。




って?
あああ悪魔!!??




水はフッと鼻で笑い,続ける。



「悪いが私も仕事な物でね,こいつは私が連れていく。」


慌てつつも,負けじと声を張り上げる彼女。


「わ,私も魔界告知部からの派遣社員ですのっ!邪魔をするのなら…」


彼女の左手が光を放ち,形をなす。
いつしかアニメで見た魔法陣の様なものが伺えた。


「よ…容赦はしませんわ…」
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