先読み少女の歴史を越えた恋の行方 
咲見氷奈古と言う人物について
東京大学理系学部に所属する、私…………
咲見 氷奈古。多分………いや、絶対に私を女だとは思われない。もし、私を女だと言ってしまうと世界中の女を磨く女に殺されてしまう。

面倒なので短く切ったボサボサのショートヘア、お世辞にもおしゃれとは言えない服、ノーメイクの顔。

ありえない。二十歳を前にした女だなんて絶対に言え無い。

まぁ、女だなんて面倒臭い生き物として生きることなど中2でやめた。

とにかくいかに楽して生きるかそれが私のモットーだ。

と、自分を分析しつつ自己紹介をしてみたが面倒なのでこのへんで勘弁してほしい。

< 1 / 31 >

この作品をシェア

pagetop