もしも超能力が使えたら
昨日、あんなに練習したんだ。
だから、視点が少しズレても感覚でいける!
パソコンの画面をクリックすると、映画は一時停止。
みんなはただの誤作動だと思っていた。
早く、しなきゃ!
そのページを消し、いそいでホーム画面からアプリを探すが見当たらない。
先生が異変に気づいてきっとパソコンに向かっている。
なら、早く!
…どうしよう、どうしよう、どうしよう、!
あ、そうだ!
検索ページを開く。
そして、その検索方法を選ぶ。
あった!
手書きでかいて、コンピュータがその文字に似ているのを選んでくれるのが。
よし、書くぞ!
マウスでもかけるが、簡単だから手書きでいけるところにイメージした。
「とめてごめんね。
新田 天虹です。
挨拶したいのでこのようなことをしました。」
とめてごめんね。とうったところで、先生がパソコンに近づいていたが、3の1がみんな反発した。
すると、先生はこく、とうなづく。
もう、新田天虹だとわかったからだ。
先生達は、だいぶ噂になって新田天虹を恐れたりしていて、新しい転校生が来ただけだと自分に言い聞かせていた。
他クラスで悲鳴や、私語がたくさん出たが、3の1だけはスクリーンをじっくりと見ているようでなにも聞こえなかった。