もしも超能力が使えたら

検索欄に出る、私の文字。

さて、やっと、書き終えた。


せっかくだから、なにかしよう。



「なにか質問は?」

そう書く。
一字、一字、スピードが遅いからみんなは、叫ぶのにつかれたようでもう、叫ぶ人はいない。


「女?」

誰かがそう、聞いた。


「うん」と書く。

「え!まじかよ!」
祐也は、あちゃー、とした。

「名前、男みたいじゃねーかよ!」

と、誰かは言う。



気に入ってる名前だよ、と書く。


すると、祐也は「まじ!嬉しぃ!」と笑うとみんな笑う。


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