探偵ゲーム
[L,8,E]
何だコレ?
僕が頭を悩ませてると彼女は電子ロックを触りだした。
『わかったの?』
『簡単過ぎてがっかりした…』
そんなこと言って間違えてないか?
そう思いつつ数字を見ると
7,0,1
とあった。
どうして?と疑問に思っていると
『ピンポン♪ピンポン♪大正解!!』
後ろから声がした。
誰??
『いやー、思ったより早かったな~』
だから誰??
知らない人が2人出て来た。
元気そうな青髪少女
と
ニヤニヤしてる長身メガネ
『誰ですか?』
思い切って聞いてみた。
『んー?わからんかぁ?ちょい綺月ちゃん、やっぱりこいつはアカンでぇ』
僕の方を見ながら長身メガネはイラッと来る関西弁で言った
『いやー、まあ良いじゃん!もう一人は優秀なんだし』
そんなやりとりがあった。
一度彼女の方を見ると目をキラキラさせてる。
『元気っ子の青髪に関西弁メガネ…身長差も完璧…美味しすぎる…!!』
駄目だ…次元が違った。
『まあまあ、早く戻ろうよ!』
ピョンピョン跳ねながら青髪少女い言う
戻るって何処に…?
『ほな行こかー。二人もはぐれんよーに来てよー』
よくわからないがついていくことにしたかお青髪少女はよくわからない歌をスキップしながら
長身メガネはそれを見守り
彼女はキラキラ輝いた目で二人を見つめてる
その後ろを僕が歩いた。
あの倉庫から徒歩3分で着いた。