淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~




「一人で大丈夫なんて二度と言うな」



「……はい……」




「じゃあ

いってらっしゃい!
澪ちゃん」










……さっきまでの雰囲気が嘘だったみたいに爽やかな笑顔で送り出してくれる奏さん







「はぁ……」


正直学校なんて行きたくない


人間の集まる所は嫌い


それに…
今日から優香もいない

< 86 / 310 >

この作品をシェア

pagetop