完 貴方がいてくれたから「短編」
でも、やっぱり


大切なものを失った。


その気持ちは大きい。


自分で離しておきながら、


やっぱり、戻ってきて欲しい。


思うのは、わがままだろうか?


あの世に行った君は、


私を恨んでいるだろうか。


もう少し、大人になっていれば、


もう少し、経済的にも余裕があったら、


今、貴方と笑いあってたかしら?


今頃後悔したって遅い。


それは、わかってる。


でも、1年経った今でも、


貴方を忘れることは出来ない。


これから先、


忘れることはないだろう。
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