貴方を想っていてもいいですか
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「お母さん、お風呂いいよー」
「あら、早かったわね、お兄ちゃん達にいいよって伝えてちょーだい」
「はーい」
お兄ちゃん達に伝えるということは
1.渚先輩と大和先輩は今日泊まる
2.大和先輩にまた抱きつかれるかもしれない
という事だ。
まぁ、いいか。
コンコン
「お兄ちゃ…」
大和先輩に抱きつかれた
わけではない。
ドアを開けるとお兄ちゃんと大和先輩は寝ていて渚先輩だけが起きていてこちらを見ていた。
「あ、2人とも寝ちゃったんですね笑
渚先輩お風呂いいので入っちゃってください」
「ありがと、んじゃ借りるね」
そう言って先輩は慣れた足取りでお風呂場へと歩いていった。
私の横を通るとき、ポンポンっと私の頭を叩いていった。
不意の出来事に私の体温は急激に上昇した。