貴方を想っていてもいいですか
ダンダンダンダン…バンッ!!
「那優!!起きなさいっー!
いつまで寝てんのよっ!昨日、人が寝てるときに電話してきたくせに!!
早く準備して!さっさとしないと私協力しないわよ!」
誰…?
目を開けると茉侑が仁王立ちしていた。
「早くしなさい。今はもう10時なんだけど。いくら私が迎えに行くとは言っても起きて着替えて待ってるのが普通でしょ?」
危険を感じた私は飛び上がった。
「すいませんすいません!今すぐ準備いたします!」