貴方を想っていてもいいですか
5
次の日の放課後。
大和先輩に言われた通り教室で待っていた。
「遅くなってごめんね!」
「いえ!大丈夫ですよ!」
一体なんの用なんだろうか。
「実はさ、聞いたんだ。なぎから。
あの日のこと。遅れた理由も。」
そか。と言うことは先輩たちは仲直りすることができたのだろうか。
「そうなんですか」
「あんまり、なぎを責めないであげて。って責めたのは俺か笑
俺からは言わないけど理由ちゃんと聞いてあげてくれないかな?」