ツレない彼の愛し方【番外編追加】
「あ、はい。 正野夏希と申します。
進藤くんとは同じ職場でお世話になっています。」
わ〜、可愛い。可愛い!
亮介を少しイジめてやれ!
「会社でこの子、冴えないでしょう?」
夏希さんの目が泳いでる。
あ、わかってるんだ。亮介のダメなところも。
亮介が睨んでるのも構わずに、ダメ出ししておこうと思ったら、1階に着いてしまったエレベーター。
「亮介、来られる時間に来ればいいぞ。夏希さん、それではまた。」
私が何か言う前に早瀬に遮られてしまった。
「夏希さん、今度ゆっくりお食事でも。ふつつかな弟ですけど…亮介をヨロシクね。」
亮介に彼女ね〜。ふふふ!