君が笑った日。
浮かれんな!
それから一ヶ月。
「月野くん、おはよ!」
「ねえ、今日こそ
うちらと遊ぼーよ〜♪」
あいつは女子からの人気者に
なっていた。
「無理。今日もパス。」
でも一向に女子とは仲良くする気は
なさそうで誘いも告白も全て
断ってるみたい。
どサッ
蓮は机の上にカバンを置いて
「はよ。」
スマホをいじっていた私に
挨拶をしてきた。
でも私は蓮の目は見ずに
スマホを見たまま
「おはよ。」
って呟く。
だから怒ったのか
私のスマホを取り上げた。
「あ!ちょっと!やめてよ!」
「上の空で俺に挨拶するからだよ。」
なにこいつ?
何様のつもり??
うざ。
「蓮、乱暴はやめろよ。
ヒカリも嫌がってるだろ!」
そこで隼人が来てくれた。