君が笑った日。




私が急に立ち上がって大きな声を
出したから隼人も朱理もクラスメートも


もちろん転校生も一気に私の方を
向いた。




「き、きき昨日の!!!!」



私が転校生を指差しながら
言うと



転校生は右眉をピクッとさせ




「あー、昨日の」



と言い、


落ち着いたトーンで少し
薄く笑いながら



「貧乳の子じゃん。」




って言いやがった。


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