悪役系女子と王道な奴等
「し、仕方ないでしょ?!
私初恋カオルさんだし!
誰とも付き合ったことないから手繋いだのも初めてなの!」
笑いたきゃ、笑いなさいよ!
言い切って、隣を見やれば。
何故が呆けている中内。
「なに、よ」
「…ん、あ、別に」
別に、って。
そんな感じでもないのに
気づけばもう学校で
私たちをみて騒ぐ女の子たち。
だけど大事にならないのは中内が五月蠅いのが苦手と公言しているからだろう
「俺の名前、夏弥です。それでよろしく」
調子が戻ったのか、戻ってないのか
口調がグチャグチャで面白い
多分後半が本物なんだろうけど。