悪役系女子と王道な奴等
「無駄なフェロモン撒き散らさないの。周りに悪影響だから」
「何よ、人を毒みたいに失礼な。」
自分に視線が集まっていたことには気づいていた。だけど、そんなのどうでもいい
見たいなら見ればいいし、そんなの自由でしょ。私に害がないんだから。
さすがに四六時中見られるのは嫌だけど
それに、
「私に声をかけてくる人なんて、そう滅多にはいないわ」
だって、私はスターズの幹部の女(ということになっている)なんだから。