サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)
しばらくして返事が届いた。
『門限オーバーしちゃったんだ?ごめん。
次の時は、気を付けるから(>_<)
両親の方は、大丈夫。いつもの事だから(笑)
父さん…母さんには、冷たいんだ。
愛情の裏返しってやつ?
でも、その後2人でよろしくやっているから
問題ないでしょ。安心して』
そう書かれていた。
愛情の裏返し…。
よろしくって、仲良くしているってことかな?
なら、いいのだけど。
『それならいいのですが(>_<)
ご両親素敵な方々ですね。卯月ちゃんも可愛くて
仲良くなれて嬉しかったです』
すぐに返事が来た。
『うん。俺の自慢の家族だよ!!
また、遊びにおいでって言ってたから
今度は、一緒にお菓子作りでもしょうね。
それと話変わるけど、拓馬達とLINEしていて
明日お昼に家庭科室で
お好み焼きパーティーするから
弁当持って来なくてもいいからね?
それだけでは足りない人だけ持って来て』
一緒にお菓子作り…いや、それよりも
家庭科室でお好み焼きパーティー!!?
えっ?お昼にそんな事をしてもいいの?
私も参加してもいいの?
『あの、それに私が参加しても
よろしいのでしょうか?』
そうしたらすぐに返事が来た。
早い…。
『……当たり前じゃん(笑)
すでに参加人数に含まれてるから気を遣って
不参加は、ダメだよ!
あ、入れたい具材があったら持って来てもいいから
拓馬は、辛口にする気だから間違って
食べないように』
忠告と共に来た。
気を遣って……不参加はなしって。
意外と睦月君は、
私の事をよく理解してくれている。
どうしよう……明日が楽しみで仕方がない。
朝は、あんなに学校に行くのを躊躇だったくせに
それは、睦月君達のお陰だ。
私が学校に行きやすいようにしてくれてる。
嬉しくなりスマホを持ったまま
ベッドにダイブした。