サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)
「保護者って……俺は、親父かよ!?」
「いや、オカンやろ」
そう篠田君がツッコむと
さらに笑いが起きた。
私も思わず笑ってしまった。
このメンバーと一緒だと本当に楽しかった。
こんなに楽しいお昼休みは始めてだ。
食べ終わると皆で片付けた。
私は、舞香の他になおりんと
さーちゃんと話をしながら
皿を拭いたりしていた。
するとさーちゃんが
「ねぇねぇ咲良ちゃん。
今日予定とかある?」
そう尋ねてきた。
「えっ?別にないけど……」
「じゃあさ、この女子メンバーで
カラオケ行かない?
せっかく仲良くなれたのだから
もっと親睦を深めたいじゃん」
さーちゃんは、そう言って私を誘ってくれた。
「えっ……?私も入ってもいいの?」
何とも嬉しいお誘いだ。
「もちろん。私達もう友達じゃん」
「私も賛成。咲良ちゃんいい子だし
もっと仲良くなりたい」
みおりんもそう言ってくれた。
舞香を見るとウィンクして
ブイサインをしてくれた。
「うん。」
嬉しい……新しい友達が出来た。
舞香と共通の友達が