サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

「保護者って……俺は、親父かよ!?」

「いや、オカンやろ」

そう篠田君がツッコむと
さらに笑いが起きた。

私も思わず笑ってしまった。

このメンバーと一緒だと本当に楽しかった。
こんなに楽しいお昼休みは始めてだ。

食べ終わると皆で片付けた。

私は、舞香の他になおりんと
さーちゃんと話をしながら
皿を拭いたりしていた。

するとさーちゃんが

「ねぇねぇ咲良ちゃん。
今日予定とかある?」

そう尋ねてきた。

「えっ?別にないけど……」

「じゃあさ、この女子メンバーで
カラオケ行かない?
せっかく仲良くなれたのだから
もっと親睦を深めたいじゃん」

さーちゃんは、そう言って私を誘ってくれた。

「えっ……?私も入ってもいいの?」

何とも嬉しいお誘いだ。

「もちろん。私達もう友達じゃん」

「私も賛成。咲良ちゃんいい子だし
もっと仲良くなりたい」

みおりんもそう言ってくれた。

舞香を見るとウィンクして
ブイサインをしてくれた。

「うん。」

嬉しい……新しい友達が出来た。
舞香と共通の友達が

< 149 / 262 >

この作品をシェア

pagetop