サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

えっ?

すると睦月君は、コクリと頷いた。

えっ?怒っていないの…?

「えっ…でも、昨日黙って帰っちゃったし
それって、私達が邪魔したからじゃあ…?」

ってきり、怒っているものだと思っていた。

すると金本君が笑いながら

「あぁ、あれ?あれは、大勢の女子に囲まれて
質問や話しかけてくるから
耐えられなくなって逃げ出しただけだ。
なぁ~睦月?」

からかうように睦月君に言うと
また、コクリと頷いた。

あ、また頷いただけだわ。
もしかして、会話をしたくないってのは
本当なの?

「だから、別に気にする必要ないから
アハハッ…あんたわざわざ謝りに来るなんて
変わってるね?面白いじゃん」

クスクスと金本君に笑われてしまった。

えぇっ!?私の勘違い?

< 16 / 262 >

この作品をシェア

pagetop