サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

チラッとスマホを見る。
するとLINEが届いていた。

も、もしかして!?

慌ててスマホを見る。
するとやっぱり睦月君からだった。

『こんばんは。
門限大丈夫だった?
今日は、パンケーキに付き合ってくれて
ありがとう。
拓馬が変な事を言ったから気にしてたらごめん(>_<)
アイツ、デリカシーがないから』

そう書かれてあった。

睦月君……。

門限もだが、金本君の発言を気にしてくれたんだ?
嬉しい……。

『こちらこそ。
誘ってくれてありがとうございました。
あの美守の件もだし、気にかけてくれてm(__)m
金本君のも気にしてませんから大丈夫です!!』

送信。

しかし、改めて表示している文を見ると
シンプルを通り越して可愛げがない。

違う……こんな風に送りたい訳ではない。

モヤモヤする気持ちが余計に文に出ていた。
するとすぐに返事が来る。

『いいよ。グループLINEの方を見てみて。
何か今日の件で拓馬が皆と議論しているから(笑)
咲良ちゃんは、優しいね』

そう送ってきた。

グループLINE?

私が優しい?

睦月君のLINEに困惑しながら
グループLINEの方に切り替えてみる。
すると金本君が皆に今日の事を話していた。

< 176 / 262 >

この作品をシェア

pagetop