サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

ぞろぞろと中に入ると舞香が

「睦月君のお母さんって若いよねぇ~優しそうだし
咲良。良かったじゃない」

「もう……舞香ったら」

「しかし、やっぱり睦月君の妹さん。
卯月ちゃん可愛い。
アニメのキャラをリアルにした可愛さだよ!!」

「さーちゃん。あんたは……」

呆れ返るなおりん。

リビングに行くと私達は、
勉強会を始めた。

それぞれ苦手な科目をやる事に。

私の成績は、学園の中でも平均ぐらいだろう。

苦手な科目は、数学と英語。
もう何かの暗号にしか見えないし難しい。

金本君とさーちゃんと篠田君も同じらしく
一緒に同じ所を悩んでいた。

「なぁなぁ高瀬。
この数式の場合どうするんだっけ?」

篠田君は、高瀬君に質問する。

「あぁこれはですね……横の…」

丁重に説明をしてくれるため
私もそれを聞いていた。

「なるほど。
さすが中学の学年8位だけはある」

篠田君がそう言って褒めた。

えぇっ!?

高瀬君も頭がいいんだ!?

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