サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)
慌てて睦月君の方を見る。
すると睦月君は、お母様と一緒にキッチンで
サンドイッチとホットドッグを作っていた。
それは、おやつ!?
そして作り終わると私達の所に持ってきた。
「さぁ、たくさん食べてね」
お母様が笑顔でそう言って下さった。
「うわぁーやったー!!」
「ありがとうございます」
皆嬉しそうにサンドイッチと
ホットドッグを食べ始めた。
私も頂く事にした。
「いただきます」
一口食べると凄く美味しかった。
「美味しいね。咲良ちゃん」
卯月ちゃんは、睦月君の膝の上で
サンドイッチを頬張っていた。
可愛い……。
「うん。美味しいね」
すると隣に座っていた睦月君は、私に
「それで教えるって……どこを?」と尋ねてきた。
えっ?
「あの……ここが……分からなくて」
私は、慌てて分からない所を質問する。
睦月君は、話さないので
ノートに書きながら教えてくれた。
私の頭に合わせて教えてくれるので
凄く分かりやすい。