サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)
睦月君とは?
クラスの中に入って行くと
周りの女子達の注目を浴びてしまった。
う、睨まれてる。
視線が痛い。
何コイツ?と言われてるような気分だ。
怖い…また、変な意味で
注目を浴びてしまっていた。
恐る恐る席に着くと先に来ていた美守が
「ちょっと、何で
あの2人と一緒に来ているのよ?」
驚きながら言ってきた。
「あの…下駄箱で偶然会って。
たまたまよ…それに昨日の事を謝りたかったし」
それは、本当のことだ。
「え~何で私の居ない時に
そういう事をするのー?
もー使えないなぁ~」
ため息を吐きながら美守は、言ってきた。
使えない…?
「まぁ、いいや。仲良くなれたのなら
次は、私も一緒だからね?
お昼一緒に食べられるように誘うわよ」
「う、うん。」
今の言葉は、気のせいかしら?
首を傾げていたらチャイムが鳴り出した。
私達は、そのまま授業を受ける事に
最初の授業は、国語だった。
担当の高田先生が当てた生徒が朗読をしていく。
お願いだから私に当たりませんように…。
祈りながら教科書を見る。
「じゃあ、次は…藤崎。藤崎は、誰だ?」
なんと睦月君が指名された。