サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)
すると卯月ちゃんが
「あー卯月もやるぅ~咲良ちゃん抱っこ~」
抱っこをねだってきた。
「えっ?う、うん。」
私は、戸惑いながら睦月君から
受け取り抱っこする。
キャッキャッとはしゃぐ卯月ちゃん。
か、可愛い……。
でも何で睦月君は、
あんな事をしてきたのだろう?
意味が分からずに首を傾げてると
舞香は、クスクスと笑っていた。
「フフッ……」
「舞香?何笑ってるの?」
「いや、あんた達見てると面白くてね」
どういうことだろうか?
余計に意味が分からずに私は、首を傾げた。
結局。分からないまま
帰る時間になってしまった。
「お邪魔しました」
「またいつでも、遊びに来てね」
お母様は、笑顔で言って下さった。
お父様と睦月君と卯月ちゃんも
一緒に見送ってくれる。
「じゃあ、睦月。また明日な」
金本君が先頭で言ってくれた。