サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

すると卯月ちゃんが

「あー卯月もやるぅ~咲良ちゃん抱っこ~」

抱っこをねだってきた。

「えっ?う、うん。」

私は、戸惑いながら睦月君から
受け取り抱っこする。

キャッキャッとはしゃぐ卯月ちゃん。

か、可愛い……。

でも何で睦月君は、
あんな事をしてきたのだろう?

意味が分からずに首を傾げてると
舞香は、クスクスと笑っていた。

「フフッ……」

「舞香?何笑ってるの?」

「いや、あんた達見てると面白くてね」

どういうことだろうか?

余計に意味が分からずに私は、首を傾げた。

結局。分からないまま
帰る時間になってしまった。

「お邪魔しました」

「またいつでも、遊びに来てね」

お母様は、笑顔で言って下さった。

お父様と睦月君と卯月ちゃんも
一緒に見送ってくれる。

「じゃあ、睦月。また明日な」

金本君が先頭で言ってくれた。

< 191 / 262 >

この作品をシェア

pagetop