サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)
どうしてだろう?
もしかして私がぼっちになると
思い気を遣ってくれたのだろうか?
……有りえる。
分かりやすいと舞香に言われるし。
寂しそうにしているから
気遣ってくれたのかも知れない。
じゃないと私と一緒に居ても
つまらないだけだろうし
「…………。」
自分で思っておきながら落ち込んでしまった。
どうもプラス思考には、考えられない。
直したいのに……。
そうしたら
スマホの着信音が突然鳴り出した。
ビクッ!!
突然だったので驚いてしまう。
ど、どうしよう!?
あわあわと慌てながら
スマホをカバンから取り出した。
また、バイブしておくのを忘れてた……。
誰が来たのかを見てみると睦月君からだった。
む、睦月君から!?
な、何でさっき別れたばかりなのに。
LINEを起動させ見てみる。
すると
『自宅に無事に着いたら連絡してね。
また、猫を撮ったら送るか見せる。でも、
迷惑なら言ってやめるから』
そう書いてあった。
め、迷惑だなんてとんでもない。
むしろ嬉しかった。
私は、慌ててLINEを送った。
『今日は、送ってくれてありがとうございました。
いえ、猫好きなので
とても嬉しかったです(^^)
また、見せて下さい。
着いたらまた、連絡します』と……。
これで送った。
うん?
あ、ちょっと馴れ馴れしかっただろうか?