サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

うっかり美守に返事を返すのを忘れていた!!

それだけではない。

電話や何やかんやとあって
美守そのものを忘れてた。

ど、どうしよう!?

「ま、舞香……どうしよう」

「えっ?何が?」

意味が分からない様子の舞香。
私は、あった事を説明する。

すると大笑いされた。

「アハハッ…いいんじゃないの?
美守って子の作戦ミスね。
睦月君もあんたも最高~」

「ちょっと舞香。笑わないでよ!?
ってか、そこ笑うとこ?」

何で笑うの分からなかった。

美守の作戦ミスって…どういうこと?

「あ~ごめん、ごめん。
美守って子は、釘を刺したかったんでしょ?
友達だとか親友と言っておけば
咲良は、何も出来ないでしょ。
その上に例の話…あざといわね。その女…」

うんうんと納得する舞香。

釘を刺すって…。

そんな事はないと言いたいけど
言われた時…胸が苦しくなったのは事実だ。

あんな事を言われたら
素直に自分の気持ちが言えなかった。

嫌われそうで

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