サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

まだ心の準備が出来てない内から
美守に会ってしまった。

えっと……。

「ねぇ、昨日LINE送ったんだけど
どうして返事くれなかったの?
私ずっと待っていたのに…」

美守は、悲しそうな表情で言ってきた。

あ、やっぱり気にしている。
私が返し忘れたから

「ご、ごめんなさい。
送ろうと思ったのだけど…そうしたら」

うぅ…なんて言ったらいいのだろうか?

言い訳に悩んでいると舞香が

「あぁ、昨日私が急に電話しちゃったから
返事返しそびれたのよ!」

隣からフォローしてくれた。

舞香!?

「……そうなの?」

「咲良は、うっかり屋だから
悪気ないから許してあげて。じゃあ咲良
私は、もう行くわね。バイバ~イ」

舞香は、一方的にフォローすると
さっさと行ってしまった。

「ま、舞香……」

舞香……ありがとう。

舞香が行ってしまうと美守が

「そうだったんだ?
なんだ~良かった。ってきり変なことを言っちゃって
嫌われたのかと思っちゃった」

良かったと安心した表情する。

美守……。

ズキッと胸が痛みだした。

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