サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)
嫌がらせ。
「………ごめんね。美守」
「え~いいよ。
悪気ないと分かったんだし。
それよりさ~昨日楽しかったよね。
またお茶とかしたいね」
美守は、そう話しかけながら
上履きを履き替えた。
すると
「痛っ!?」と急に痛がり出した。
「美守?どうしたの?」
急に痛がる姿に驚いて言った。
「な、なんか……上履きに何か入っているみたい」
上履きを脱いで中身を確認する美守。
すると上履きの中から
画ビョウが入っていた!!
「な、何よ……これ!?」
美守の足を見てみると画ビョウを踏んだらしく
白いハイソックスから血が滲み出ていた。
い、嫌がらせ……?
美守は、ポロポロと泣き出した。
「痛いし……酷い……」
そう言いながら
「美守!?」
誰がこんなことを?酷い……。
私は、オロオロとしていた。
と、とりあえず
保健室に連れて行った方が
そう思っていたら
「あれ?どうしたんだ?2人共…」
金本君と睦月君が現れた。
「あの…学校に来たら美守の上履きに
これが…」
私は、慌てて2人に事情を説明した。