さよならなんて、しないよ
次の日

言われるがままに、グラウンドに来た。

「あれ、誰?」

「あ、立花先輩、仮入部マネです。」

「俺、立花。3年で部長です。立花咲翔(サクト)な。」

「は…はぁ…」
わけがわからない。

男の人ばっかで怖いし、

「桜子!この子マネの仮入みたい。」

「ほんとうに!?嬉しい!私、神矢桜子!よろしくね!」

「は…はい。」
わわわわどうしよう。どんどん話が大きくなってる…。

「名前は?」

「遠藤真理愛です。よろしくお願いします。」

「じゃあ、さっそく!こっち来て!」
そう言って桜子先輩に連れて行かれた。
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