笑って泣いて夢を見た

『忘れた……。』


忘れ物に気がついた
今から家に戻ったら完全に遅刻だ

ちらっと空の方を見ると
にこっと笑った


はぁっと大きなため息をついて空に届けてもらう物を言う

待ち合わせは学校の屋上
昼休みの12時



『頼む。』

「了解!じゃ、また後でね!」


俺は学校に向かい
陸は家に帰った





「陸おっせーよ!」

「めずらしいなぁ。なんかあったん?」


『ちょっと色々…』

言える訳ない
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