笑って泣いて夢を見た


午前の授業が着々と進んで行く

もうすぐ4時間目が終わるチャイムが鳴る
そのチャイムが同時に12時の合図


鳴る5分前からそわそわし始める



キ―――ンコ―――ン
カ――ンコ―――ン……


鳴った!!

礼をした瞬間屋上に向けて走り出す


「陸!?どこ行くん!」

『ちょっと用事!すぐ戻る!」



バンっと屋上のドアを勢いよく開けた

けれど屋上を見回しても空はどこにもいない
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