笑って泣いて夢を見た
最後の夏
後悔はしたくない
「10分休憩取って下さ――い!」
マネージャーが全員分の水分を用意している所に部員一斉に行く
「はい、陸先輩!」
横からタオルを差し出したのは男子バトミントン部マネージャー
佐々方遥香[ササカタハルカ]
『あ…ありがと。』
「佐々方はいっつも陸だけに渡すんだよなぁ。」
「陸だけ下の名前で呼んでるしな!」
翔と大和がひいきだと言ってくる
『俺に言うなよ! それに…翔は彼女いるだろ!?』
「それとこれとは別!」
何が別だよ!