君との関係
春。

新しい季節。新しい友達。新しい出会い…
色々な出会いがある季節。

楓那(ふうな)は今日から高校い1年生になる、、っ
あ、楓那っていうのは私のことね!
真新しい制服を着崩したい衝動に駆られながらもきちんと指定どうりに着る。
髪も肩より下にある髪をまっすぐストレートにして毛先だけ内巻きにコテをする。
うん、まあダサいけど仕方ないか…。
鏡に映る自分を見る。
指定の制服で膝より5cmくらい上にスカートをはいてリボンを少し下にずらす。
これなら少しくらいだしいいよね?
若干崩しちゃったけどほとんど指定どうりに着た制服で校門をくぐる。

「楓那~!こっちだよーん!」
小学校からの友達華菜(かな)が楓那の事を見つけて手をブンブン振る。
「おはよ~!楓那なんかダサくない?(笑)」
「そりゃもぉ高校生ですから~。バカはしないの~。華菜はガンガンだね(笑)」
今日の華菜はスカートがパンツ見えるんじゃないかってくらい短く折ってて、リボンだって第二ボタンより下に下がってるしおまけに指定のブレザーは着ててもセーターはブランドもののクリーム色したセーターだし。化粧もばっちりしちゃって髪も巻いちゃってる。
「華菜、もぉ楓那ら高校生なんだよ?」
「だから?彼氏ゲットしなきゃでしょ!!」
「あ、ははは~」
「だから楓那もそんなダサダサじゃダメ!!入学式まで時間あるからトイレ行くよ!」
そんなこんなでトイレに拉致られた私は華菜によって化粧やら制服をいじられましたよ…苦笑。
「よし、完成!やっぱ楓那はこうでなくっちゃ!」
出来上がった楓那は髪がくるくるに巻かれて化粧もガッツリしてスカートだってリボンだって華菜と同じようにされてセーターを着ずに淡いピンク色をしたフード付きのパーカーを着てその上からブレザーを着ている状態だ。
うん、いつもの楓那だ。やっぱこっちのが落ち着くww(笑)
「楓那はこっちのがかわいいよ?あんなダッサイ恰好やめときなよw」
「そだね!やっぱ楓那様参上しちゃう?(笑)」
「しちゃうしちゃうw」
そんなバカなやり取りをしてるうちに入学式が始まる時間になったから楓那らは体育館に向かった。
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