どうにもできないコト。


「...そっか」

結局、私からでた言葉はこんなもの。

『...自分でも自分が解らないんだ。ただ、心が、体が
どうしようもないくらい、その人を求めてしまう。』

「...そっか」

彼はもう一度、『ごめん』と言った。

それから、君は立ち上がった。

『...今までありがとう、さようなら。』

そう言って彼は部屋から居なくなった。


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