先生と私の歩んだ日々。
「久しぶり。大丈夫か?」

受話器越しの先生の声。
もう2度と2人で話せる日なんて来ないと思ってた。


昼ごはんにカップラーメン2つ完食した事を自慢したら先生が笑ってた。

「学校で待ってるから。無理すんなよ。
自主勉ノート、先生に出しても良いよ」

最後の先生の言葉。
ほんとに嬉しかった。
また前のように話せるんだ。
それになにより先生が心配してくれてた事が嬉しかった。
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