先生と私の歩んだ日々。
反比例する心と距離
あたしは相変わらずの毎日を
過ごしている。

先生とは話せてない。すごく寂しい。
この感情は友達と話していても、
誰と一緒にいても、晴れることはない。

気持ちはどんどん増えていくのに、
距離はどんどん遠くなる。

それでも、刻は確実に進んでいく。
季節は秋。
受験生であるあたしは毎日勉強に
追われていた。

先生に教えてもらいたい。
頼んでみようかな?

何度も頭をよぎった。
でも先生は先生で忙しそうだし、
何よりあたしにそんな勇気はなかった。

ただ遠くから先生を見つめるだけ。
自主勉ノートも出せないまま。

こんな状況、悔しかったし寂しかった。
でもあたしにはどうする事もできない。
今は高校に受かるように
勉強に専念しよう。
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