海恋
~七海side~
今でも、コヌ事を思い出すと、くくるが痛くなってしまう。
…俺が、小6ぬ時。
俺には、好きな人がいた。
名前は、ユキさん。
ユキさんはソヌ時中学3年生で、度々俺ぬ家に遊びに来とった。
スーからおばあに何かを渡しに来ていた事ついでに、ユキさんは俺といっぺー遊んでくれた。
中学3年生で、受験生で勉強しなきゃいかんぬに、家に来た時は、かんなじ俺と遊んでくれた。
でも、受験が近付くと、ユキさんはピタリと家に来なくなった。
おばあに何かを渡しに来るぬも、ユキさんぬスーが来るようになった。
そして、ユキさんぬ受験日ぬ時、ユキさんはなげーさーやに、家に来てくれて、ソヌ時、俺と遊んでくれた。