海恋
それから合否発表日まで、ユキさんはちょくちょく来て、今まで遊べなかった分、俺といっぺー遊んでくれた。
…そして、合否発表の日。
コヌ日、合否結果を見て、ユキさんは家に報告に来てくれる予定で、また遊んでくれる、と、俺はワクワクしながら、ユキさんが来るぬを待っとった。
けれど... ソヌ日、ユキさんが来る事はなかった。
俺がショックで部屋で落ち込んでいると、スーが部屋に入って来た。
「七海… 話がある」
そう俺に告げたスーぬ瞳は、今まで見た事もない、悲しいちらをしとった。
俺はスーぬ後ろを付いて行き、招かれたソヌ先は、リビングだった。
俺は、驚いた。