海恋


次に俺が目を覚ましたぬは、真っ白な空間だった。



どこを見ても、真っ白。



ここはどこなぬかと戸惑った時、目ぬ前が急に眩んだ。



次に目を開いた時、目ぬ前には、信じられない人がいた。



俺ぬ、今一番会いたい人...



「ユキさん...」



ユキさんが立っていた。



ユキさんは、いつもぬ笑顔を、俺に向けてくれた。



俺… ティン国に、行けたんだ。



俺は、死んだんだ。



くくるぬ中で実感し、喜んでいると、ユキさんは笑みを消し、静かに目を閉じ、首を横に振った。



「ユキさん……?」



「…違う。
ウンジュは、死んでなんかいない。」



「え…?」

















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