君の居た世界
「だって氷夜が炭酸飲んでたら、あたしも飲みたくなっちゃうし。」
 
 
「あ!?だったらお前も飲めば良いだけの話だろ!」
 
 
もう‥‥
あたしの気も知らないで‥!
 
「今はあんまりカロリーを取りたくないの!」
 
 
「‥‥ダイエットってことか?」
 
 
「そ‥そうだけど。何、また文句言うつもり?」
 
 
あたしは焦っていた。
だって、いきなり氷夜の顔が真剣になったから。
 
 
 
「‥‥無理しすぎんなよ。」
 
 
‥‥やっぱり氷夜、いつもと違う。
 
何でいきなりこんな優しいこと言うの?
 
 
 
「ひょ‥‥」
「まぁ、あれだ。
確かにもうちょっと痩せた方が、良いかもしれないなー。」
 
 
 
‥‥‥は?
 
 
 
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