君の居た世界
なぜこんなことを言ったのかは、あたしにも分からなかった。
 
 
ただ‥分かってるのは、
 
 
少しだけ仲間っていうのを知ってみたくて‥‥
 
少しだけ仲間というものをもってみたいと思った。
 
 
 
「そう決まったら、まずは自己紹介からね!」
 
 
「だな。」
 
 
「じゃあまずは私から‥‥。
 
 
私は霧島流雨(きりしまるう)。
17歳のピュアな女の子です☆
 
あっ‥!
先に言っておくけど、仲間になるんだから敬語使ったり、流雨さんとか呼ぶの無しね!

 
流雨さ‥
流雨は、少しウェーブがかかった髪に、スラッとして背が高く歳より大人に見える娘で、すごくスカート丈が短い制服を着ていた。

 
‥なんか、キャラが濃い人だな‥‥。
 
 
「じゃあ次俺な。
 
俺は天川龍(あまかわりゅう)だ。
 
歳は18。
 
流雨と同じで、敬語とかは要らねぇ。」
 
 
‥‥それだけ‥!?
 
龍は男くさい言葉使いとは裏腹に、子犬の様なかわいい顔つきで、龍も学制服を着ていた。
 
 
 
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