君の居た世界
「わっ私は葉月芽夢(はづきめむ)です。
 
龍君とは幼馴染みで18歳です。
 
 
‥芽夢って呼んで下さい。
よろしくお願いします。」
 
 
龍と同じ歳で幼馴染みか‥。
 
芽夢は大人しい性格なのかな?
それとも人見知りなのかな?
 
そして、芽夢もみんなと同じように制服を着ていた。
 
 
「次は俺だ!
 
俺は刹那氷夜(せつなひょうや)。
 
歳は18。
 
これからよろしくな!
 
 
今日からお前も俺らの仲間だ。
 
当然だけど他人行儀なことは要らないからな。」
 
 
名前‥氷夜って言うんだ。
 
強引なところもあるけれど、悪い人ではなさそう。
 
 
「‥最後は、お前の自己紹介だ。」
 
 
あたしは息を吸い込むと、話し始めた。
 
 
「あたしは‥神崎魅夜。
 
17歳です。
 
 
いきなりこんなこと言っても、無理なのは分かってます。
 
でも‥
 
 
みんなの仲間になりたいです。
 
よろしくお願いします!」
 
 
そう言い終わると、あたしは勢いよくお辞儀をした。
 
 
 
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