君の居た世界
‥あたしにはきっと、氷夜の苦しみは全てわからない。
氷夜じゃなきゃ、その辛さはわからない。
でも‥
こんなあたしでもわかることがある。
あたしでも
言えることがある。
「‥‥氷夜は幸せになっても‥良いんだよ?
氷夜のお母さんは‥
自分の人生を身代わりにしてまで、氷夜を助けた。
氷夜のことを護ったんだよ。
お母さんが護ってくれたんだから‥
その分まで氷夜が幸せにならなかったら、誰が幸せになるの?
だから‥。
氷夜は、幸せになっても良いんだよ。」
それだけ。
今のあたしに言えることは‥
それだけしかなかった。
氷夜じゃなきゃ、その辛さはわからない。
でも‥
こんなあたしでもわかることがある。
あたしでも
言えることがある。
「‥‥氷夜は幸せになっても‥良いんだよ?
氷夜のお母さんは‥
自分の人生を身代わりにしてまで、氷夜を助けた。
氷夜のことを護ったんだよ。
お母さんが護ってくれたんだから‥
その分まで氷夜が幸せにならなかったら、誰が幸せになるの?
だから‥。
氷夜は、幸せになっても良いんだよ。」
それだけ。
今のあたしに言えることは‥
それだけしかなかった。