君の居た世界
「‥‥‥‥。」
 
 
芽夢の表情が曇った。
 
 
 
‥‥やば。
何か変なこと言っちゃったかな。
 
 
そのまま微妙な空気のまま、あたしたちは店に着き買い物をすませた。
 
 
 
 
 
‥‥‥誰か、助けてぇ!
 
 
気まずい‥。
 
やっぱり、来るときに言ったことが気に障ったんだ‥!
 
 
ここは謝った方が良いのかな?
 
いや、でも逆にもっと気まずくなりそうな感じが‥。
 
 
どうしよー‥‥!!
 
 
 
「魅夜さん‥。」
 
「は、はいぃ!」
 
 
いきなり芽夢があたしの名前を呼んだ。
 
驚きすぎて、声が裏返ってしまった。
 
 
 
「来るときに言っていた、龍君のこと‥‥話します。」
 
 
 
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