君の居た世界
「はぁーい!
 
ではでは、
第一回トランプ大会を開催しまぁす!!」
 
 
「‥いぇーい。」
 
流雨のテンションが異常だった。
 
 
「みんなー?声が小さいわよ!
 
いぇーい!!」
 
 
 
「‥いぇーい!!!」
 
 
このままでは話が進まないと思い、あたしたちは頑張って声を出した。
 
 
 
‥それより、これって大会だったんだ。
 
 
「まずは、定番のババ抜きから始めるわよー!」
 
 
 
あたしたちの前にカードが配られる。
 
 
 
‥やば。
ババ来てるし!
 
 
あたしはカードを見ながら、心の中で叫んだ。
 
 
 
「じゃあ、順番は
氷夜→芽夢→魅夜→龍→私ね!」
 
 
 
こうしてババ抜きが始まった。
 
 
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