君の居た世界
‥何で龍がそんなことを知ってるんだろう。
 
 
そんな疑問を抱いていると、流雨が話に食いついてきた。
 
 
「え!?誰と行くの!?男?女?」
 
 
 
「‥えっと‥‥」
 
「俺だ。」
 
 
龍がそう言うと、一瞬にして場が静まりかえった。
 
 
「‥‥‥‥えぇ!!?」
 
 
 
芽夢が龍と遊園地!?
 
 
二人が良い雰囲気だとは少し思ってたけど‥‥
さすがに驚いた。
 
 
 
「‥何?そういう関係だったのかよ。」
 
 
氷夜が冷やかすように言う。
 
 
「‥そういう関係って、違う!!
ただ遊びに行くだけだ!」
 
そう言う龍の顔は、すごく真っ赤だった。
 
 
芽夢はというと‥
 
「なので明日は私たち、早めに出掛けますので。」
 
 
‥全く気にしてない様子だった。
 
 
 
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