ヒマワリの笑顔
この日2階に何かがあったんだろう。
父と母の部屋。
私たちが入る事は基本的になかったが何かがこの時あったんだろう。
そこから母はなんとなく上の空だったり、笑顔が少しづつ消えていった。
同時に父の"機嫌の悪さ"が目立つようになっていた。
母は、まだやり直せる。
大丈夫、子供たちだっている。
そう何度も自分に言い聞かせてきたそうだ。
ある晩、私たちが寝静まった後、母は父に聞いてみたそうだ。
「最近…何かあった?」
母が父に話す。
「寝室に・・・あの、言いにくいんだけど・・・でも、信じてるし。何かの間違いだろうって」
その時、父の表情がくもった。
母は何も言わない父に涙を流したそうだ。
そこから
「俺が悪いっていうのか!え?全部俺が悪いのか!!」
といいテーブルをひっくり返した。
ガッシャーン。
いろいろ割れた。
力の強い父が、力加減ができない父が力任せにテーブルをひっくり返した。
当然のことながら、物は飛びちり壁に当たり割れた。
母はびっくりして、何もできなかったそうだ。
普段は優しい父だ。
無口で不器用だが、母への愛情は誰が見ても感じる程だった。
母も感じていたのだろう。
結婚してから、今までずっと愛され続けていたと自信があったのだから。
だがしかし、少しづつ歯車が狂ってきた。
父と母の部屋。
私たちが入る事は基本的になかったが何かがこの時あったんだろう。
そこから母はなんとなく上の空だったり、笑顔が少しづつ消えていった。
同時に父の"機嫌の悪さ"が目立つようになっていた。
母は、まだやり直せる。
大丈夫、子供たちだっている。
そう何度も自分に言い聞かせてきたそうだ。
ある晩、私たちが寝静まった後、母は父に聞いてみたそうだ。
「最近…何かあった?」
母が父に話す。
「寝室に・・・あの、言いにくいんだけど・・・でも、信じてるし。何かの間違いだろうって」
その時、父の表情がくもった。
母は何も言わない父に涙を流したそうだ。
そこから
「俺が悪いっていうのか!え?全部俺が悪いのか!!」
といいテーブルをひっくり返した。
ガッシャーン。
いろいろ割れた。
力の強い父が、力加減ができない父が力任せにテーブルをひっくり返した。
当然のことながら、物は飛びちり壁に当たり割れた。
母はびっくりして、何もできなかったそうだ。
普段は優しい父だ。
無口で不器用だが、母への愛情は誰が見ても感じる程だった。
母も感じていたのだろう。
結婚してから、今までずっと愛され続けていたと自信があったのだから。
だがしかし、少しづつ歯車が狂ってきた。