イケメンホスト部

えエエエエエーーーッ!!
((((;;゚Д゚)

勧誘か…!
でも運動部にも行きたいな。



「じゃあ、他の部活に行ってから決めるよ」


勧誘を軽く断ると幸恵が泉の腕をガシッと掴んだ。



「才能を無駄にしちゃダメよ!」

「えっ!?」


どっどーしよーっ!!(T△T)!
このままだと強制だよね??!!


困り果てている所にバンッ!と茶道部の部屋の襖を勢いよく開いた。



「泉いるかっ?!」


「けっ健二ッ!!」



襖を開いたのは同じクラスのムードメイカー菅田 健二。【かんだ けんじ】
健二とは入学式の日に1番最初に声をかけてくれて仲良くなった人。



「やっぱりいたっ!茶道部に連れてかれたって聞いて探したぜ!」



「健二!もっと普通に入って来れないのっ?!」


おしとやかな幸恵とは正反対の健二。幸恵は敵意むきだしだ。


「無理無理~っ☆(笑)」


金持ちの家の子だとは思えないおおざっぱな性格!



「いくぞ!泉っ☆」
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